2008年4月から、いよいよメタボ健診がスタートします。その前に、誰もが思っていることが一つあるのではないでしょうか。それは、メタボ健診によって、本当に、メタボリックシンドロームの予防に効果があるのかということです。いくらメタボ健診と銘打っていても、実際に、メタボリックシンドロームであるかどうかの判断がしっかりできなければ、全く意味がありません。また、それに対する指導も、適切でなければ、予防は難しく、ただ時間を無駄にするだけということになってしまいます。そんな不安に駆られて、健診に乗り気でない方も多いかもしれません。
メタボ健診で検査する項目は、いずれも、メタボリックシンドロームを定義する上で、重要な指標となるものばかりです。そして、その基準値も、これまでの実績を踏まえた上で、何度も検討を重ねた中で定められた値です。しかし、はっきり言って、それらが絶対とは言い切れません。何故なら、まだメタボ健診としての実績自体が皆無だからです。
何かを始めるときに、そこには、決して保障はありません。間違っている可能性もあるのです。しかし、それを指摘していたら、キリがないのも事実です。不安に感じるのはもっともなことですし、二の足を踏む気持ちは十分わかります。しかし、それを押し殺して、受けてみることを強くおすすめします。言ってみれば、4月から健診を受ける一人一人が、サンプルのようなものです。その数が増えれば増えるだけ、信憑性が増します。そして、それが実績となって、確かな予防手段へと向上していくのです。
財政等に関する不信感もあるでしょう。しかし、それらを訴えるのとは別に、健診は受けてみるべきです。メタボ健診は、国の政策として立ち上がったかもしれませんが、その内容は、国民全体で作り上げていくべきであると私は考えます。
メタボ対策をするときは食生活の見直しが肝心ですが、どうしても外食やコンビニを利用した食事が多いというかたもすくなくはないですよね。コンビニの商品を購入するときはカロリー表示をしてあるものを買うようにしましょう。一人だとレストランなどにはいりづらいでコンビニで買ってしまい食べることのほうが多いですよね。
しかし、コンビニ食は気をつけておかないと高カロリーなものを摂取することになってしまいます。また栄養バランスも悪くなりがちです。ただし、コンビニ食にも良い点があります。安くてボリュームがあって24時間いつでも手に入るという点です。そしてほとんどの食品にカロリー表示がしてあるという点です。
これは、メタボリックシンドロームの人には見逃せないメリットだといえるでしょう。栄養面を考えれば揚げ物や肉が中心のお弁当は避けるようにして、おにぎりやレトルトのご飯、煮物、焼き魚、青菜のおひたし、サラダ、そしてゆで卵、豆腐などをバラにして買うようにしたほうがよいでしょう。コンビニ食は野菜不足になりがちです。そのため野菜ジュースを追加するといいでしょう(1日1本200mlまでです)。もしも、バナナやりんごがあれば、それも追加しておきましょう。
メタボ対策には食生活を気にする必要があります。外食などが多いというかたは特に気をつけたほうがよいでしょう。中華などを食べるときには、どのメニューをえらんでも高カロリーです。中華料理は食材として野菜や肉、魚介類などを豊富に使います。そのため、栄養面でみれば優れているといえるでしょう。
洋食の場合はバターや生クリーム、そしてチーズ、ドレッシング、ソースなどを使う調理法が多いためほとんどのものは高カロリーだといえるでしょう。しかし、生の野菜を食べられるというメリットがあります。メタボ対策には和食をゆっくりと噛んで食べるようにして、量は腹八分目で終わらせるようにしたほうが良いということがわかります。
かといっても中華や洋食が食べたいときもありますよね。そのような場合は次のことに注意して、楽しく食べるようにしてください。1 揚げ物の衣は半分程度残すようにする、2 カツ丼などの丼物やラーメンなどの単品物ではなく品数の多い定食を選ぶようにする、3 丼物や単品物を頼んだときにはサラダなどを追加するようにする。
4 肉より魚、魚より野菜の順位で選ぶようにする。5 揚げ物よりも煮物や焼き物を選ぶようにする。6 麺類の汁はできるだけ残すようにする。7 漬け物は半分残す、8 ソース、ケチャップ、醤油などの量を加減してみる。9 ドレッシングは別にしてもらう、10 和定食を食べた後はチーズやヨーグルトを間食にする、11 食べ残す癖をつけるようにする。12 肉は脂身をよけて食べるなどです。
メタボ対策には毎日の食事と運動が必要になってきますよね。運動は少しずつ毎日歩けばどうにかなるけれども、食事のほうい自信がないというかたもなかにはいることでしょう。たとえば1日に1回か2回は外食をしているという人もいます。そのたえ、うまくカロリーコントロールすることができるかわからないというように感じている人は多いはずです。
しかし、外食の頻度は同じでも痩せている人と太っている人がいます。これはどうしてなのでしょうか?かなり大雑把な分類になってしまいますが、ここでは痩せている人と太っている人の、外食のしかたの違いをご紹介します。まず、痩せている人の場合は1人前を頼んでも全部食べないで腹八分目にしておきます。そしてゆっくりとよく噛んで食事をしているはずです。
その反対に太っている人は大盛りを注文たり、あまり噛まないでたべて早食いをする傾向にあります。ここで、食べる量とスピードに差が出てしまうのです。次にメニュー選びについてですが、痩せている人は和食を中心にしているのではないでしょうか。たとえば、焼き魚や煮物などの定食、そして寿司、ソバ、釜飯という具合です。
太っている人の場合は、中華や洋食が中心の傾向にあります。ラーメンやチャーハン、ハンバーグ、スパゲッティ、カツ丼などを好んでたべます。和食はほとんどのものがカロリーが控え目ですし、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富です。しかし、塩分が多くなりがちなので乳製品がほとんど摂れないということもあります。